今日もまた、ボールは転がる

消え去っていってしまうものと、辿りつきたいところ。必死に手をのばし続けたい。

責任を負うというエゴについて

みんなおなじみジュビロ磐田・名波監督のインタビューがちょいと叩かれている。

 

磐田・名波浩監督が激白「リアクションサッカーはしない」|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|J Football

 

まあ、この広いインターネットの海でうまれる数々の炎上ビッグウェーブに比べれば、さざなみにも至らないあぶくのような案件ではあるのだが、オイラのサッカー関連タイムラインでは結構な非難の声が流れていった。

曰く、責任を全部選手に押し付けている、リアクションサッカーを軽視しすぎ、ていうかJ2舐めてるだろ、いやいや舐めてるのは監督業そのものだ、メディアの仕事してたのにメディア対応何も考えてないだろ、批判の主旨はざっとそんなところだろうか。

うーむ。分かる部分も大いにある。でもなあ、どうしてもひっかかる。

 

責任が選手にある、って言うことはそんなにダメなことなんですかね?

 

続きを読む

時間がないのは甘えという風潮

いやあ忙しかった。さすが師走というべきか、12月は仕事が立て込み、久々にいっぱいいっぱいの日々を過ごしてしまった。
さらには息子がノロウイルスに感染。ウイルスは圧倒的な破壊力で家族全員をなぎ倒し、家庭に甚大な被害を残していった。あれはヤバいね。ちょっとしたトラウマになるよ。
そういうわけで、ブログもずい分ご無沙汰に。Jリーグアウォーズにあわせてオレオレベストイレブン的なネタを用意していたり、選挙、それも主に投票率について思索をめぐらせていたりしたけれど、完全にタイミングを逃してしまった。
12月はただでさえやることの多い忙しい月なわけで、ブログどころではなかったというのが正直なところだ。だいたい、まだ大掃除だって一切やれていないのだ。

そこで思うのが、時間がない、ということ。
意識の高い世界では往々にして、時間がないのは甘えであるとうたわれる。
うん、仕事に関してはオイラもそう思う部分もあるし、実際、後輩や部下に同じようなことを言ったこともある気がする。
けれど、仕事もプライベートも含めて余裕が全然作れない時は、いったいどうしたらいいんだろう。

続きを読む

川崎フロンターレの2014シーズンを振り返る

Jリーグの2014シーズンが、ほぼ終わった。

最終節の新潟-柏戦がまさかの大雪による順延となっているため、両チームの関係者やサポーターにからすれば「終わった」なんて言うのは失礼な話だろう。

でも、ガンバ大阪の優勝は決まったし、大宮・C大阪・徳島の降格も決まった。

そして、オイラの応援する川崎フロンターレが6位でシーズンを終わることも決まった。

そう、少なくともフロンターレの2014シーズンは完全に終わったのだ。

 

振り返ってみれば、実に色々なことがあったシーズンだった。

今年も勝てなかった序盤、悔いの残るACL、疲労困憊の前半戦、そこからの大久保嘉人ブラジルW杯メンバー滑り込みと中村憲剛の落選、夏場の強さ、秋口からの失速、多くのものを失ったガンバとの三連戦、終盤の混迷。

だが、これらはなにも特別なことではなくて、シーズンを戦い抜くというのはこういうことなのだろうと思う。ACLやW杯があったという点では特別だったかもしれないが、チームも個人もうまくいく時期といかない時期があり、様々な浮き沈みがあるというのはきっと毎年のことだ。

だからこそ、そこから多くの喜怒哀楽と物語がうまれるわけだし、その物語を体験できることがチームを追いかけていく醍醐味なのだと思っている。

 

だがしかし、そんな2014年シーズンをあえて一言で振り返るとしたら。

大島僚太と心中した一年。

個人的には今のところそういう印象が強い。 

 

続きを読む

「MASTERキートン Reマスター」を読んでマンガ的世界を前向きに解釈する

f:id:mamemameman:20141201223742j:plain
MASTERキートン Reマスター」の単行本が出ていたので、思わず購入。
 
大学生の頃、友達に勧められて読んだ「MASTERキートン」にハマり、主人公のキートンみたいになりたいと思っていた。オイラはそんな恥ずかしい過去を持つ男だ。
 
平賀=キートン・太一。物理的な強さと知性と教養を兼ね備えるさまは本当にカッコよくてまさに男の憧れだった。そのくせ、精神的な弱さも抱えていて、悩み葛藤する姿は大いに親近感を抱かせるものだった。そして、その弱さゆえに人から愛され、自らも人を愛し、人生の美しさを知っている。それがなにより素晴らしかった。
 
わらわらと世に出ている某ジャンプマンガたちの続編にはほとんど興味が無い。でも、「MASTERキートン」なら話は別だ。2世や3世ではなく、オリジナル版の主人公がそのまま登場する20年後の話ということも大きなポイントだが、なんといってもこの作品は人間を描いている。20年の歳月を経て、その人間描写にどのような深みが加えられているのか、キートンはどれだけカッコよさを増して、いかなる人生の美しさを語るのか、楽しみだったのだ。

アイコンはじめました

ブログのアイコンを作ってみた。

 
フロンターレのFと、JリーグのJをあしらいつつ、ボールの転がるさまを表現してみたつもり。
なんだけど、あんまりそんなふうには見えないなあー。ボールっぽくない。
でもまあとりあえず、しばらくはこれでやってみよう。
 
アイコンは早く設定したいと思っていて、実はブログはじめた日にも手書きで似顔絵的なものを書いてみたりしたのだった。
それがこれ。
 

さよならジェシ、パウリーニョ

お知らせ:KAWASAKI FRONTALE:期限付き移籍期間満了のお知らせ
 
川崎フロンターレジェシパウリーニョの退団が発表された。
 
まあ、ちょっと前にスポニチさんにも記事にされていたし、既定路線といえば既定路線。特にジェシは、今季パフォーマンスが不安定なように見えた上、ケガでの離脱も多かった。年齢を考えると契約満了はまっとうな話に思える。
 
でもねー、あらためてこうして発表されるとさみしい。チームから人がいなくなるのはやっぱりさみしいんだ。

残り2試合、フロンターレには泥臭さを期待したい

ブログに川崎フロンターレのことを書きたいと思いつつ…なかなかその気になれずに数日が経過。その理由ははっきりしていて、単純にここのところの戦績がかなーり悪いからだ。

リーグ戦はここ6試合で1勝5敗。いい試合をしてるけど勝てないというようなよくあるパターンではなく、内容も正直よくない。
こうなるとオイラも人の子。何か書くと悪態をついてしまいそうだが、なるべくならそんなことはしたくない。だったら何も書かないでおこう。そういうことだ。
 
そんな時、家に帰るとフロンターレ後援会の会報誌「Delfino!」が届いてた。