今日もまた、ボールは転がる

消え去っていってしまうものと、辿りつきたいところ。必死に手をのばし続けたい。

残り2試合、フロンターレには泥臭さを期待したい

ブログに川崎フロンターレのことを書きたいと思いつつ…なかなかその気になれずに数日が経過。その理由ははっきりしていて、単純にここのところの戦績がかなーり悪いからだ。

リーグ戦はここ6試合で1勝5敗。いい試合をしてるけど勝てないというようなよくあるパターンではなく、内容も正直よくない。
こうなるとオイラも人の子。何か書くと悪態をついてしまいそうだが、なるべくならそんなことはしたくない。だったら何も書かないでおこう。そういうことだ。
 
そんな時、家に帰るとフロンターレ後援会の会報誌「Delfino!」が届いてた。
 

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今回の特集は小宮山選手! 早速お風呂に入りながら熟読する。
 
そしたらいいこと言ってるんだ、この小宮山という男。
転載はよくないかもしれないけど、インタビューの一部を引用したい。チームが勝ちきるために必要なことは何だと考えるか、という質問に対する彼の回答を。
 

本気で選手がボールを獲りに行くか、とかそういう部分だと思います。練習や普段の生活、1本のパス、シュートブロックの質だったり、それが日々の練習から出るから、そこが大事だと思う。いいサッカーしているのは間違いないし、相手チームからもそう思われていると思うけど、うまくいっていない時はバラバラになってしまうことがあるので、がむしゃらに泥臭く、という部分も大事なんじゃないかと思う。(〜中略〜)失点の場面でも、寄せが甘かった結果だったりするので、頑張っているけど、ちょっとずつなぁなぁになってしまうとマイナスになってしまう。戦う気持ちあっての技術だと思うので、今もみんな頑張っているけど、もっとやらなきゃという気持ちが大事だと思っています。

 

これ! これだよ、コミ!!! ほんこれ。

ぼくらはため息が出るような華麗なプレーも、歓喜のゴールももちろんたくさん観たいけど、そのベースはこれなんだ。戦う気持ち、戦う姿勢。これに観る人の気持ちが揺さぶられるから、スポーツ観戦はエンターテイメントとして成り立つんじゃないのか?

 

今は「うまくいっていない時」。素人の自分が観ていても、バラバラじゃんって思う場面も結構ある。プロである彼らは確実にもっと分かっているはずだし、試合に出れない選手たちの思う、もっとやらなきゃ、もっと泥臭くというプレーを、レギュラーの選手たちが腹の底から理解して、見事に体現してくれることを切に願う。それがチームってもんだろう。

 

ちなみにこの会報誌。オイラはわりと楽しみにしていて。ちょっと前だと大島選手がインタビューで明らかに自分のチャントの歌詞が気に入っていないことを表現していて面白かったのが印象に残っている。今回も中澤聡太さんがいいネタをぶっこんでくれていたし。

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というわけで、中の人はいい仕事をしていると思うので、誤植がまあまあ多いことだけどうにかしてください。今回もこれ絶対に貼る写真間違えてるよね、という箇所がありましたよ(後援会員のみんな、探してみよう!)。

 

そんなこんな。

残り2試合、終わりよければ全てよし。